みなさん、こんにちは。
サラリーマン福祉職のじぇいと申します。
本日は『相談支援専門員ってどんなお仕事?』というタイトルでお届けします。
相談支援専門員とは何を隠そう、今、僕が生業としているお仕事です。
今回は、この相談支援専門員というお仕事についての説明をしたいと思います。
はじめに 相談支援専門員とは
障がいのある方やそのご家族の悩み・困りごとを訊き、それに見合った福祉サービス(フォーマルサービス・インフォーマルサービス問わず)の提案、それを利用するまでの手続きのサポート、利用後のフォローなどを行う仕事です。
介護保険制度でいうところのケアマネジャーと説明すると、わかりやすい方も多いかもしれません。
Ⅰ.特定相談支援事業
僕は現在、株式会社が運営する『特定相談支援事業所』という事業所で勤務しています。
特定相談支援とは、障がいのある方からの様々な相談に応じる「基本相談支援」に加えて、障がい福祉サービス利用を希望する方に向けた「サービス利用支援」、利用している福祉サービスを継続して、またより良い質で利用できるようサポートする「継続サービス利用支援」を行います。
簡単に言うと、特定相談支援事業所には、相談支援専門員がいて、相談支援専門員は、「サービス利用支援」と「継続サービス利用支援」を主な業務としています、ということです。
支援の対象となる障がいは、身体障がい・知的障がい・精神障がい(発達障がい含む)・難病です。
つまり、難病を含む全ての障がいのある方を支援の対象としています。
もちろん、障がいのあるお子さんも対象となります(障がい児相談支援)。
Ⅱ.相談支援専門員になるには
サービス利用支援と継続サービス利用支援は相談支援専門員でないと行うことができないとされています。
そして、その相談支援専門員になるには、障がい者施設や介護施設での3〜10年(この年数については、都道府県市区町村によって若干の違いがあるようです)の実務経験と『相談支援事業者初任者研修』という5日間の研修を受講することで、相談支援専門員の資格を取得することができます。
これも簡単に言うと、3〜10年の実務経験と5日間の研修受講で、誰でも相談支援専門員になれちゃうわけです。
まずは福祉の仕事を始めてみたい!という方はこちら⇩⇩⇩
Ⅲ.サービス利用支援と継続サービス利用支援
さてさて、次に「サービス利用支援」と「継続サービス利用支援」について、もう少し具体的に説明したいと思います。
サービス利用支援
サービス利用支援というのは、我々、相談支援専門員が、障がいのある方の生活上でのお悩みや希望する生活などを聴き取り、そのお悩みを解決したり、希望する生活を実現するために様々な社会資源(主に障がい福祉サービス)を利用するための計画、サービス等利用計画を作成するお仕事です。
このサービス等利用計画の作成にあたり、各福祉サービス提供事業者や関係者、家族、そしてもちろん障がいのある本人も参加するサービス担当者会議(我々、略して『サ担』『担会』とか言います)という会議を開催するのも相談支援専門員のお仕事の一つです。
サービス等利用計画についてはコチラ⇩⇩⇩
継続サービス利用支援
そして、継続サービス利用支援とは、そのサービス等利用計画に基づいて提供された福祉サービス等が、きちんと提供されているか、時間や量など不足はないか、などを本人はもちろんサービス提供者側に確認を行うというものになります。
我々、相談支援専門員が「モニタリング」と呼んでいるものです。
そして、そのモニタリングを行った結果、新たなお悩みや希望が出てきた場合は、再度、サービス利用支援を行います。
つまり、サービス利用支援→継続サービス利用支援→サービス利用支援……のサイクルを繰り返すことで、障がいのある方が、その人らしい、より良い生活を送れるよう、お手伝いするのが、相談支援専門員のお仕事です。
まとめ
はい、というわけで、今回は相談支援専門員のお仕事を簡単に説明させて頂きました。
ちなみに、これら上記のサービスは、障害者総合支援法に基づく公的なサービスなので、行政に申請を行うことで、無料で利用することができます。
気になる方は、お住いの役所の福祉課や保健センターにお問い合わせください。
僕自身、自分で自分の仕事を文書にしてみることで、改めて、自分の仕事の概要を見つめ直す良いきっかけになりました♪
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では、また次の記事でお会いしましょう。
お読み頂きありがとうございました。
ではでは~♪
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