みなさん、こんにちは。
サラリーマン福祉職のじぇいです。
今回は『特定相談支援の利用の仕方と事業所選びのコツ3選』というタイトルでお届けします。
はじめに
これまでのブログで、障がい福祉サービスの利用の種類や内容、利用の仕方などを解説してきました。
詳しくはこちら⇩⇩⇩
それに伴い、障がい福祉サービスを利用するには、まず計画相談支援(特定相談支援/障がい児相談支援)を利用することがオススメです、ということもお伝えしてきました。
計画相談支援、相談支援専門員についてはこちら⇩⇩⇩
今回は、その計画相談支援の利用の仕方と事業所選びのコツを現役相談支援専門員である私じぇいが解説させて頂きます。
それでは、いってみよーう⤴⤴
※今回は、特定相談支援・障がい児相談支援を併せて計画相談支援と表記させて頂きます。
計画相談支援の利用の仕方
基本的には、各障がい福祉サービスの利用の仕方と同じです。
障がい福祉サービスの利用の仕方についてこちら⇩⇩⇩
なので、ここでは、簡単に流れを解説させて頂きます。
- 居住している市区町村役所の障害福祉課(自治体によって名称が異なります)もしくは保健センターの窓口で計画相談支援を利用したい旨を伝える。
- 申請書類の記入などの手続きを行う。
- 計画相談支援事業を行っている事業所を見つける。
- 計画相談支援事業所と契約する。
- 支援開始。
3・4を先に済ませておくと、1・2を担当する相談支援専門員が手伝ってくださるので、負担軽減になるのではないかと思います。
じゃあ「どうやって先に相談支援事業所を見つけて、契約すればいいの?」って話ですよね。
役所の担当窓口に相談しても、計画相談支援事業所の一覧が書かれた紙を渡されて「ここから、ご自身で選んで連絡してください」と言われるのが大抵です。
役所は立場上「ここの事業所さんがオススメですよ」と教えてくれることは絶対にありません。
なので、計画相談支援の利用を希望する人が自分で選んで連絡して契約まで行わなければなりません。
しかし、一覧を観て連絡はしてみたものの「担当者が不在なので、また折り返します」と言われたが、待てど暮らせど連絡はなく、業を煮やしてこちらから連絡を再度してみるも「すみません、ウチはもういっぱいで、契約するのは難しいです…」と言われる始末(待ってた時間返して…)、なんてことは結構よくある話です。
計画相談支援事業所をスムーズに選ぶコツ3選
というわけで、ここからは、できるだけスムーズに相談支援事業所を選んで、契約するためのコツをお伝えいたします。
あくまでもコツですので、実際の契約については、ご自身の責任と判断のもとお願い致します。
コツ① 市区町村障がい者基幹相談支援センターに問い合わせる
障がい者基幹相談支援センターとは、障がいのある人やその家族のまたは関係者が利用できるサービスや情報提供、相談支援を行っている機関です。
簡単に言えば、障がいのある方やそのご家族、そしてサービス提供事業所の第一総合相談窓口みたいなところです。
障がい者基幹相談支援センターは、『相談支援事業所連絡会(地域によって名称異なる)』と言って、定期的にその地域の計画相談支援事業所を集めて、情報共有などを行う場を設けているため、どの事業所にどのような相談支援専門員がいるのかをある程度把握しており、計画相談支援事業所を選ぶ際に的確なアドバイスを得られる可能性が高いです。
その他、障がいのある方への様々な情報をもっている機関なので、繋がっておいて損はないところです。
電話などで問い合わせるよりも、実際に窓口にてお話しする方が、効果的ですし、話が進みやすいです。
コツ② 現在利用しているサービス提供事業所に紹介してもらう
既に何らかの障がい福祉サービスを利用されている方は、この方法がオススメです。
既に何らかの障がい福祉サービスを利用されている状態で、新たに計画相談支援事業所が支援に参入する場合、既にサポートを行っているサービス提供事業所と連携を取る必要があるため、現在利用しているサービス提供事業所側も連携を取りやすい計画相談支援事業所を紹介してくれる可能性が高いです。
サービス事業所間でのスムーズな連携ができると、サポートの質の向上が期待できます。
コツ③ 実際に計画相談支援事業所を利用している友人・知人に紹介してもらう
実際に計画相談支援事業所を利用している友人・知人に紹介してもらうのもオススメです。
その友人・知人の方が利用している相談支援事業所が、質の高いサポートを提供する事業所であれば、その事業所を紹介してくれるでしょうし、もしその事業所が担当件数がいっぱいなどの理由で新規契約ができない状況であっても、その相談支援事業所さんから、新規利用契約可能で支援の質が高い他の事業所さんを紹介してもらえる可能性もあります(自事業所が担当している利用者様の友人・知人にイマイチな事業所を紹介する可能性は低い、と思います)。
まとめ
今回は、『計画相談支援の利用の仕方と事業所選びのコツ3選』を解説しました。
やはり、何も知らない状態で、自分で事業所を探すよりも、情報をもっている人や、情報のある機関と繋がることが大切だと思います。
まだまだ、必要な方に認知されていない、情報が行き届いていないと感じることが多い障がい福祉分野です。
今後もこのブログを通して、情報発信をしていきたいと思いますので、引き続き皆様よろしくお願い致します。
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最後までお読み頂きありがとうございます。
それでは、次のブログでお会いしましょう。
ではでは~♪
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