みなさん、こんにちは。
サラリーマン福祉職のじぇいです。
本日は、『おすすめ書籍紹介「なるべく働きたくない人のためのお金の話」』というテーマでお話していきたいと思います。
突然ですが、皆様は働くのがお好きでしょうか。
僕は、できることなら、あまり働きたくはない人間です(爆)。
そうは言っても、働かないとお金が貰えません。
お金が貰えないと豊かな生活ができない、だから毎日汗水垂らして頑張って働く。
さらには、より多くの額のお金を得るため、もっと頑張って働く。
全ては、豊かな生活を手に入れるため。
でもそこでふと思います。
一体いくら稼げば、豊かな生活を手に入れることができるんだろう?
そもそも、豊かな生活って何だろう?
そんな疑問の答えやこれからの生き方の大きな参考になること間違いなしの一冊がこの『なるべく働きたくない人のためのお金の話』です。
この本は、こんな人にオススメ♪
- なるべく働きたくない人
- 「もっと稼がなくては」と頑張り過ぎている人
- 豊かな生活を手に入れたい人
- 今の生活や収入に満足していない人
- お金について学びたい人
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なるべく働きたくない人にも、もっと働いてお金をジャンジャン稼ぎたい人にも、是非読んで頂きたい一冊です。
それでは、書籍紹介、行ってみよーう⤴⤴
作者紹介
この本の著者、大原扁理さんは、25歳から約6年間、東京郊外の小さなアパートで隠居生活をしておられます(この本を書いている時には、台湾で暮らされていたようです)。
隠居生活と言っても、今流行りの「不労所得を得てFIREに!」と言った類のものではなく、社会との関わりを最小限にして、基本的に週二日働き、年収は百万円以下で、ITや株、親や国に頼ることなく、普通にハッピーに生活されています。
そんな東京郊外での隠居生活のことを書いた『年収90万でハッピーライフ』という書籍をご存じの方も多いかもしれません。
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年収90万円でハッピーライフ (ちくま文庫 おー72-1) [ 大原 扁理 ]
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隠居生活についての紹介
本書の冒頭では、著者の東京郊外での年収100万円以下の隠居生活の中身がおおまかに紹介されています。
まずここで我々が学べることは、年収100万以下(つまり月収で約8万)でも人は生きていけるということ。
もちろん作者は一人暮らしですが、生活保護や年金の類は受給はしておらず、まぎれもなく週二日の労働(重度障がいのある方の介護の仕事をされているそうです)と友人・知人から依頼された臨時の労働(引っ越しの手伝い等)のみで生活しておられます。
家賃は2万8000円、食費は一日300円。
作者がお住まいになられていた部屋のイラストが本書に載っています。
この隠居生活、実はとても規則正しい生活です。
朝は7時に起床し、毎日のルーティンに沿って一日を過ごしていきます。
食事も、朝・昼・夕ほぼ決まったものを食べます。
淡々として、味気ないようにも見える生活ですが、このような生活に魅力を感じるのは僕だけではないはずです。
自分との向き合い方について
本書には、お金と向き合うには、まず「自分と向き合うこと」が必要であると書かれています。
「自分と向き合うこと」というのは、自分の幸せのサイズ感を知るということ。
そのために、まず第一にすることは「つらい場所からさっさと抜け出す」ことが大切だと本書は述べています。
そして、本書では、『何も起こらない』ことが大切だとし、日々をルーティンで過ごし(時にはそのルーティンを見直し、アップデートし)、頑張り過ぎず、自分が把握できる範囲の生活を送ることが、作者なりのハッピーに生きるコツだと述べています。
世の自己啓発界隈を覗いてみると『計画遂行』『目標達成』『日々是向上』『常に新しい挑戦を』といったパワフルなワードが並びます。
それも非常にエネルギッシュで素晴らしいのですが、それはそれで疲れてしまいます。
本書の、生き方や自分との向き合い方について書かれたパートは、読むとなぜか心がスッと軽くなります。
日々、生きることやお金を稼ぐことに頑張り過ぎている方には是非読んで頂きたいです。
お金との向き合い方について
さて、いよいよ本書の肝になるお金についてのお話です。
本書では、自由や幸せをお金に依存しないことが大切であるとしています。
そのためにはまず、自分の生活の把握、つまり毎月の支出を把握することが重要だとしています。
自分が生活するうえで、毎月どれだけお金がかかっているのかを把握する。
これは、お金について書かれた様々な本の中に必ずといっていいほど記載されている内容です。
のほほんとした雰囲気のなかで、突然テクニカルな内容が飛び出してくるのも、本書の魅力の一つです。
そして、本書ならではのお金との向き合い方が、お金を人格化して関わる、というものです。
お金を人格化して関わる、これだけ聞くと「ドユコト?」ですよね。
お金を人格化する、つまり、紙幣一枚、硬貨一枚を人と思って関わることで、大切に扱い、感謝し、本当に必要なことに使うことができる、というものです。
平たく言えば、お金に対する精神論ではあるのですが、少ない収入で隠居生活をする著者ならではの、とても趣のあるお金への向き合い方です
そして、本書には「お金が遊びに来たいと思えるような人でいるように、いつでも緊張感を失わずに生きること」が大切と書かれています。
さらにその生き方とはどのようなものかということが具体的に書かれています。
まさに本書で著者が伝えたいことのまとめのような内容になっていますので、是非本書をお読みください♪
鶴見済 氏との対談
本書の末尾には、本書の著者とフリーライターの鶴見済氏との対談が掲載されています。
鶴見氏は、90年代から、「どうすれば楽に生きられるか」をテーマに執筆、発言を続けており、著書に『0円で生きる』『脱資本主義宣言』『完全自殺マニュアル』などがあります。
お二人は、『豊かさって何だろう?』をテーマに対談をされています。
お金のことをはじめ、人間関係のことや働くことなどについて、お二人が意見を交わされています。
今の世の中は、豊かさを得るために、お金に依存し過ぎているところがあるけど、お金に頼りすぎなくても、人や自然との関りのなかで、人は充分豊かに生きることができるのではないかと、お二人の対談を読んで感じました。
さいごに
というわけで、書籍『なるべく働きたくない人のためのお金の話』の紹介でした。
いかがだったでしょうか。
僕自身は、本書を自分のこれからの生き方の参考にしていきたいとても価値ある一冊だと捉えています。
今の日本では、物価や税金がどんどん上がるなか、給与は全く上がらない(特に福祉職は…)という状況が続いています。
そんななかで、本書に書かれているような、お金との向き合い方を身につけておくこと、そして、お金になるべく頼らず、幸せや豊かさを手に入れる方法や生き方を身につけておくことは、これからの日本人にとってはマストなのではないかと思っています。
お金に頼り過ぎず、豊かさや幸せを感じられる暮らし方や趣味は、まさにそれは大きな「資産」に値する筈です。
お金に頼り過ぎない豊かな生活、幸せの見つけ方のご参考に是非コチラ⇩⇩もご覧ください♪
~さいごにおしらせです~
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年収90万円でハッピーライフ (ちくま文庫 おー72-1) [ 大原 扁理 ]
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最後までお読み頂き、ありがとうございました。
また、次の記事でお会いしましょう。
ではでは~♪
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