みなさん、こんにちは。
相談支援専門員のじぇいです。
本日は、『「老子」に学ぶ、福祉職従事者の心の在り方』というテーマでお話していきたいと思います。
とつぜんですが、皆様は、『老子』という中国古典をご存じでしょうか?
「子曰く、~~」っていう孔子の『論語』なら知ってるよ♪
という方は多いと思いますが、‟老子„と言われるとピンと来ない方も多いのではないでしょうか。
しかし、世界的に見ると、この『老子』という中国古典は、孔子の『論語』に並ぶほど広く読み親しまれている古典なのです。
以前、『論語』についてのブログを作成しました。
『論語』についてはコチラ⇩⇩⇩
その際に、参考にした書籍のなかで、『老子』について触れられているものがありました。
「ならば」と思い、『老子』を手に取り読んでみました。
そして思いました。
これは、福祉職従事者の隠れたバイブルなのではないか⁉…と。
今回のブログを書くにあたり参考にした書籍はコチラ⇩⇩⇩
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この本はこんな人にオススメ
- 忙しすぎる毎日を送っている人
- 絶えず自己研鑽をしている人
- 人との関りに方に悩んでいる人
- 今の自分の現状にモヤモヤを感じている人
人が本来あるべき姿について書かれた最上級の自己啓発書、『老子』
このブログをきっかけに興味をもって頂けるととても嬉しいです。
それでは書籍紹介、いってみよーう⤴⤴
老子とは
まずは『老子』について簡単に紹介します。
『老子』とは、中国春秋時代の哲学者であり、その哲学者が残した書物のことも一般的に『老子(正確には老子道徳径というそう)』と呼ばれています(簡単に言うと、作者と本のタイトルが一緒)。
老子という人物については、わかっていないことも多く、実在した人物なのかどうかも定かではないそうです。
世界の根源である「道」というものに沿って生きることを是とし、「ありのまま」を重んじることが大切であるとしています。
老子から学べること
『老子』を読んで、僕自身は以下のことを学ぶことができました。
- 変化を受け入れること
- 固定観念を捨てること
- 無理をしないこと
- 謙虚で簡素であること
- 感性を豊かにすること
- 対立しないこと
- 何もしないことの重要性
これらは、福祉や対人援助の仕事をするうえでとても重要な事柄です。
福祉の仕事をしていると「この人にはこういう支援が必要だ」「この人の生活はこうあるべきだ」と、どうしても支援者の価値観で利用者様を見てしまいがちです。
しかし、当たり前ですが、利用者様の人生は利用者様自身のものです。
固定観念を捨て、感性を豊かにし、利用者様の「あるがまま」を受け入れ、時には何もせずその方の生活を見守るのも福祉職従事者としての仕事の一つなのではないでしょうか(もちろん、最低限度の生活の保障や、他者に迷惑がかかる行為もしくは犯罪行為の抑止は絶対ですが)。
あとは、支援者が無理をし過ぎない、支援者同士で無益な比較や対立をしないことも大切です。
そう、『老子』は福祉・対人援助職従事者のバイブルにもなり得る書物なのです!
さいごに
いかがでしたでしょうか?
『老子』は、日々の仕事や生活の中で忘れがちな「自然体であること」「無理をしないこと」の大切さを教えてくれる古典です。
特に福祉職や対人援助に携わる方々にとって、この教えは心の指針となり、日々の業務を見直すきっかけとなるでしょう。
利用者様を支援する上で、つい抱いてしまいがちな固定観念や価値観を手放し、利用者様の「あるがまま」を受け入れる姿勢は、福祉職従事者としての重要な役割でもあります。
そして、自身の心を安定させ、無理のない支援を続けるために、『老子』から得られる学びは計り知れません。
このブログが、少しでも皆様の仕事や生活のヒントとなれば幸いです。
ぜひ一度、『老子』を手に取ってみてください。
その中に、今のあなたにぴったりの気づきがあるかもしれません。
~さいごにおしらせです~
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最後までお読み頂き、ありがとうございました。
また、次の記事でお会いしましょう。
ではでは~♪
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