書籍紹介 犯罪心理学者が教える子どもを呪う言葉・救う言葉

自己啓発
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みなさん、こんにちは。

サラリーマン福祉職のじぇいです。

本日は、『書籍紹介 犯罪心理学者が教える子どもを呪う言葉・救う言葉』というテーマでお話していきたいと思います。

僕たちが普段子育てのなかで良かれと思って子どもに向けて使っている言葉。

その言葉のなかには、いつの間にか、子ども達を追い詰め、思考を歪めてしまう危険性のあるものもあります。

本書は、そんな言葉を『呪いの言葉』と称し、その言葉が子どもに及ぼす影響や、逆にどのような言葉かけや接し方が望ましいのかについて書かれています。

この本はこんな方にオススメ♪

・今子育てをしている人

・これから子育てをしていく人

子どもと関わる仕事に就いている人

親から愛されず育ったと感じている人

今子育てをされている方や子どもと関わるお仕事をされている方、必読の本になっておりますので、この紹介をお読み頂き、本書を手に取って頂ければと思います。

 


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是非最後まで御覧ください。

それでは、いってみよーう⤴⤴

 

 

はじめに

小年の犯罪や非行、問題行動の背景には、どのような家庭環境で育ったかという問題が大きく関わっています。

親が良かれと思って、幼少期から投げかけ続けてきた言葉が「呪いの言葉」となって子どもの未来を壊してしまう場合が多くみられる、ということが本書の主たる内容です。

以下、普段僕たちが子育てにおいて、子どもに投げかけてしまいがちな言葉が、実は「呪いの言葉」であることと、その理由をサクッとご紹介します。

 

 

呪いの言葉Ⅰ「みんなと仲良く!」

幼い頃から、協調することを押し付けられ、自己主張することを許されずに、周囲の反応をうかがいながら生活している子は、自己決定する力が弱くなってしまうとのこと。

人に合わせることは得意でも、人を批判的に見ることができないので「これは悪いことだからやめておこう」という判断ができなくなり、悪い誘いなどを断ることができなくなってしまい、犯罪に手を染めてしまうというケースは多いようです。

 

 

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呪いの言葉Ⅱ「早くしなさい!」

非行少年に共通していることは「事前予見能力の乏しさ」

「そのときだけ楽しければいい」「そのときだけ苦痛から逃れられればいい」といった短絡的な思考に支配され、犯罪を犯してしまうようです。

子どもに対し、急がせる言葉を言ってしまう人は多いです。

しかし、小さい子どもはみな事前予見能力が育っていないので、なぜ急がなければいけないのかわかりません。

急がなければならない理由もわからないまま、「早くしなさい!」とただ急かされる状況が続くと、事前予見能力が育たず、「こうなったら、こうなる」「こうしておかないと、こうなってしまう」という思考ができず、その時だけの快楽を得たり、その場限りの苦痛から逃れるために犯罪を犯してしまうことになるようです。

 

 

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呪いの言葉Ⅲ「頑張りなさい!」

「頑張りなさい」は、一般的に応援の意味で使われる言葉ですが、被害感や疎外感が強い子は否定的に受け止めてしまいます。

また「頑張りなさい」の言葉で意欲を持たせることは難しいです。

意欲がない状態で激励の言葉を受け続けると「自分は何をしても変わらない」「何をやっても無駄…」という思考に陥ってしまうことがあります。

行動しても結果が出ないことを何度も経験するうちに、やる気を失い行動しなくなる「学習性無力感」という状態になってしまいます。

 

 

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呪いの言葉Ⅳ「何度言ったらわかるの!」

非行少年の多種方向犯の根本に自己肯定感の欠如があります。

「なんど言ったらわかるの!」という言葉は、「何度言ってもできないおまえはダメな人間だ」というメッセージとして子どもに伝わってしまい、自己肯定感の欠如に繋がってしまいます。

 

 

 

呪いの言葉Ⅴ「勉強しなさい!」

勉強ができる「いい子」が重犯を犯す理由は、

  1. 過度の期待が本人を追い込む。
  2. 期待してもらえるというのは嬉しさもあるが、本人の気持ちが無視されていることが多い。

また「勉強しなさい!」という言葉かけが多くなることにより、成績を上げること、偏差値を高めることが人生において最も重要なことであるという偏った思考になってしまいがちです。

それにより、不安や動揺を感じやすい青年期に心理的視野狭窄に陥り、犯罪や自殺に繋がってしまうことがあります。

 

 

 

呪いの言葉Ⅵ「気をつけて!」

「気をつけて!」と何でも静止すれば、子どもは経験のチャンスを失ってしまいます。

とくに対人関係の失敗は共感性を育てるため、本当に子どものためを思ったら、あえて失敗させてあげることが大切なようです。

共感性が乏しくなると、自分がこの行動をすることで相手がどのような気持ちになるのかの把握が難しくなり、犯罪に手を染めやすくなってしまいます。

 

 

さいごに

書籍『犯罪心理学者が教える子どもを呪う言葉・救う言葉』の紹介でした。

ここまでお読み頂き、「紹介された言葉を使わない方がいいということはわかったけど、じゃあどうやって子どもと接していけばいいの?」と疑問に思われている皆さん、ご安心ください。

この本には、子どもへのより良い接し方や子どもとのより良い向き合い方、親としての姿勢が、とてもわかりやすく書かれています。

僕自身、普段自分の子どもに何気なく使ってしまっている言葉がいくつかあり、この本を読むことで子どもへの接し方を見直すきっかけを作ることができました。

本書にも『どんなに立派な親でも、子育てに悩まない人はいない』という一文が書かれていました。

我々大人も、失敗しながらより良い親になっていき、子どもの成長とともに、親も成長していくことが大切なんだということをこの本から学ぶことができました。

そして、この本の最後に、『「親のせいでこうなった」という人』へのメッセージも書かれています。

自分は親から愛されずに育った、と感じておられる方にも是非お読み頂きたい一冊になっています。

 

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さいごまでお読み頂きありがとうございました。

また次のブログでお会いできるのを楽しみにしています♪

ではでは~。

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