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みなさん、こんにちは。
サラリーマン福祉職のじぇいです。
本日は、『対人援助職は絶対読め！「支援のための認知行動療法」』というテーマでお話していきたいと思います。
皆様は、『認知行動療法』という言葉を聞いたことがあるでしょうか。
対人援助の仕事に就かれている方は耳馴染のある言葉だと思います。
認知行動療法は、心理療法の一種に位置づけられており、様々な精神疾患の治療に推奨されています。
この『支援のための認知行動療法』という本では、対人援助職の方々が、それぞれの活動分野で認知行動療法を実践するための基礎が解説されています。
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こころに寄り添う 支援のための認知行動療法 [ 貝谷 久宣 ]
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この本はこんな人にオススメ♪
- 対人援助の仕事をしている人
- 対人援助の仕事に就きたい・興味がある人
- 認知行動療法に興味がある人
- しんどい考え方をしてしまう人
対人援助に必要な知識や技術がたくさん詰まった一冊、是非是非お読みください。
それでは、書籍紹介いってみよーう⤴⤴
はじめに
まず、認知とは何か、認知行動療法とは何かについて、簡単にご紹介します。
認知とは
認知とは、人間がもつ重要な高次脳機能のひとつ。
目にしたこと、体験したことなどについて、理解・解決する働きです。
人によっては、認知が苦しみの源となることも。
例えば、ラインのメッセージに既読がなかなか付かないと「嫌われてしまった」「怒らせてしまった」と解釈したり（実際は相手はお風呂に入っていただけ…とか）。
ものごとを適切に捉えるのは案外難しいのです。
認知行動療法
認知行動療法では、偏りのある認知を現実に即した認知に変えていきます。
そして、行動の変容を促していきます。
できそうな行動、楽しめそうな行動を促し、活動量を増やすことで、気分が徐々に改善してきます。
このように、認知や行動の変容を促すことで、つらい気分を改善するのが認知行動療法です。
本書の特徴
本書には、基本的な認知行動療法の介入方法や、医療機関・企業・学校・オンライン上など場面に応じた実践方法が詳しくわかりやすく書かれています。
イラストや図がたくさん載っており、合間にマンガも掲載されているので、とても読みやすいです。
認知行動療法の基本的な流れ
以下、認知行動療法における基本的な面接の流れを簡単に紹介します。
初期面接の流れ
・インテーク
・治療同盟の構築
・心理教育
・ケースフォーミュレーション
毎回の面接の流れ
・チェックイン
・アジェンダ設定
・認知・行動の修正
・ホームワーク
終結に向けて
・スキーマの同定
・スキーマの修正
・終結と再発予防
各チャプターの詳細については、是非本書を読みご確認ください。
専門技法の紹介と解説
本書には、うつ症状や不安症に対しての行動的アプローチとして、様々な専門技法についても解説されています。
以下、本書で解説されている専門技法の紹介です。
・マインドフルネス＆ACT
・行動活性化法
・問題解決技法
・対人関係解決技法
・エクスポージャー法
各専門技法についての詳しい解説がわかりやすい図とイラストを交えて紹介されていますので、興味のある方は是非本書をお読みください♪
また、本書で紹介されている技法や面接で使用するワークシートを本書記載のURLからダウンロードすることができますので、是非そちらもご確認ください。
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さいごに
というわけで、『支援のための認知行動療法』という本の紹介でした。
僕自身この本を読んでみて、相談支援専門員として、こちらで紹介されている技法を担当している利用者様にがっつり実践することは難しいかもしれませんが、日々の面談やお話合いの際に、少しでも気持が楽になるお手伝いができるのではないかと感じました。
また、認知行動療法を学ぶことで、対人援助職としての専門性を高めるだけでなく、自身のしんどい考え方の改善や修正などのセルフマネジメントとしても役立つのではないかと感じました。
認知行動療法は、対人援助職にとって、必要な知識・技法であることは間違いないので、今後も深く学んでいきたいと思います。
～さいごにおしらせです～
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最後までお読み頂き、ありがとうございました。
また、次の記事でお会いしましょう。
ではでは～♪
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